セミクロンは、生産能力拡大を推進するため、2017年に使用可能総表面積約12,000m2 の最先端の生産施設 およびオフィスビルを建設しました。

シンター製品 大規模生産施設

セミクロンは、生産能力拡大を推進するため、2017年に使用可能総表面積約12,000m2 の最先端の生産施設 およびオフィスビルを建設しました。73,000m3 の密閉空間は、ほぼ125世帯のテラスハウスのスペースに匹敵 します。生産は2019年前半に開始を予定しています。

ニュルンベルク本社用地内の建築プロジェクトで建設されたクリーンルームはシンター製品の大規模オート メーション生産を可能にし、生産環境に関する高い要件を満たします。技術設備もかなり見応えがあります。例 えば、クリーンルーム天井に設置されたフィルターは、毎時約200,000m3 の空気(1000万個の風船に匹敵しま す)を吸排気および再循環します。空気処理システムは毎時140,000m3 の空気を加熱、冷却、加湿、除湿します。 これは1人の人間が40年間で呼吸する空気の量と同じです。

セミクロンの研究開発部門は、1990年の創設以来、シンター技術の評価、開発を続けています。今日では、シ ンター技術は多数の製品の生産に使用されており、幅広い特殊用途で高い将来性を実証しています。

この新生産施設によって、次世代の成長分野である産業用ドライブ技術、再生可能エネルギー、電気自動車に おける当社の強みを展開することができます。従来のはんだ付け技術と比較して、銀シンター技術は高い動作 温度での長期に亘る信頼性向上とチップの熱放散改善が可能です。

シンター製品 大規模生産新施設

  • 生産施設およびオフィスビルの総表面積:約12,000m2
  • 密閉空間:73,000m3
  • ISO 6クリーンルーム
  • ISO 8クリーンルーム