当社は将来に向けて準備完了

セミクロングループは、グローバルな展開により早く対応するための再編成を行っています。これらの展開は、市場における柔軟性に対する要求や、会社の組織構造を指しています。

これらの再編成の取組みの中で、Harald Jägerが理事会の新メンバーとして任命されました。同氏は、現在の理事であるPeter Frey(販売)とThomas Dippold(企業財務)で長年構成されてきた経営陣に加わることになります。Harald Jägerは、20年近くにわたり会社の様々な管理職を歴任してきました。同氏は生産とエンジニアリングを担当することになります。

Dirk Heidenreichが経営から退くことになりますが、会社のその他の責任を継続して担ってまいります。同氏は、セミクロン社の創業一家が業務執行権を持たない持株会社、セミクロンインターナショナル(SEMIKRON International Dr. Fritz Martin GmbH & Co KG)の業務執行取締役に留任いたします。「25年間、事業の運営に携わってまいりましたが、新しい人に経営を委ねる時がやってまいりました。今後は、会社の戦略的な方向性に注力し、新経営陣のコンサルタントとして活動してまいります」とDirk Heidenreichは話しています。

セミクロン社の最高技術責任者(CTO)であるThomas Stockmeier博士は、2013年2月15日をもって退職し、パワーエレクトロニクス業界外で新たな挑戦に挑む事を決めました。

セミクロン社について:

セミクロン社は、主に中出力域(約2kWから10MW)のパワー半導体のグローバルメーカーです。用途として、速度制御式産業用ドライブユニット、オートメーション技術、溶接設備やエレベーターなどがあります。その他の用途として、無停電電源装置(UPS)、再生可能エネルギー(風、ソーラー)や電気自動車およびハイブリッド自動車(商用車両、搬送車両)があります。この同族経営の会社は、ドイツのニュルンベルク市に本拠地があります。1951年に設立し、全世界で3,000人以上の従業員を抱えています。ドイツ、ブラジル、フランス、インド、イタリア、韓国、スロバキア、南アフリカ、米国に拠点を置く37社の企業と生産工場による国際的なネットワークで、迅速かつ包括的なサービスを現地のお客様に保証します。2009年に、子会社であるSindoPowerを設立し、セミクロン社は販路も拡大しました。電子商取引会社SindoPowerは、パワーエレクトロニクスをオンライン販売し、中小企業を対象とした納得のいく技術コンサルティングを提供しています。