ニュルンベルク、2019年5月8日

SEMITRANS 20は従来のモジュールコンセプトの限界を超え、トラクション、産業用ドライブ、インフラなどの応用インバータに新しい設計アプローチをご提供します。
トラクションおよび中電圧市場用に最適化されたSEMITRANS 20はハーフブリッジ回路構成で、温度センサーを内蔵し、DC端子とAC端子の両方を備えています。従来のモジュールと比べて浮遊インダクタンスは最大75%低減し、高い操作安全性と素早い並列動作を実現します。新しいSEMITRANS 20kV トラクションモジュールは従来のモジュールに比べ最大3倍の製品寿命を誇ります。これはシンターチップやAl-Cuワイヤーボンディングなどの最先端技術によるものです。標準化されたパッケージは、産業、輸送業、インフラ等のパワーエレクトロニクスでますます高まりつつある抵コスト、高効率、高耐久性への要件を満たします。

セミクロンについて

セミクロンは、主に中出力範囲(約2kW~10MW)におけるパワーモジュールおよびシステムの世界主要メーカーの1つです。当社の製品は、エネルギー効率の高い最新のモータドライブや産業オートメーションシステムにとって欠かせないものとなっています。その他の用途には電源、再生可能エネルギー(風力および太陽光発電)、電気自動車(自家用車、バン、バス、大型トラック、フォークリフトトラックなど)があります。セミクロンの革新的なパワーエレクトロニクス製品によって、お客様はよりコンパクトでエネルギー効率の良いパワーエレクトロニクスシステムを開発できます。これは全世界のエネルギー需要の削減につながります。

セミクロンは1951年に設立され、ドイツのニュルンベルクに本社があります。今日、当社は世界で25の子会社と3,200人以上の従業員を擁しています。この国際的ネットワークと、ドイツ、ブラジル、中国、フランス、インド、イタリア、韓国、スロバキア、米国の生産拠点を組み合わせて、迅速で総合的なカスタマー・サービスを行っています。またオンラインショップも設立し、セミクロンはさらにお客様へのプレゼンスを拡大しました。