ニュルンベルク、2019年5月8日

セミクロンは幅広い3レベルモジュールの製品ラインアップを提供しています。新たにMiniSKiiPデュアルスプリットMLIが加わります。この新モジュールの定格電流は1200V、950V機器で400Aまで増大し、最大効率を得るため中点クランプにSiCショットキーダイオードをオプションとしています。この新モジュールはベースプレートなし、PCB実装インバータ設計を可能にし、1500VDC 太陽光発電システム用にベンチマークとなる最大180kWの電力密度を実現します。MiniSKiiPデュアルのスプリングコンタクトレイアウトの利点は、低インダクタンスDCリンク設計、容易なドライバー実装、AC電源の並列接続です。

セミクロンについて

セミクロンは、主に中出力範囲(約2kW~10MW)におけるパワーモジュールおよびシステムの世界主要メーカーの1つです。当社の製品は、エネルギー効率の高い最新のモータドライブや産業オートメーションシステムにとって欠かせないものとなっています。その他の用途には電源、再生可能エネルギー(風力および太陽光発電)、電気自動車(自家用車、バン、バス、大型トラック、フォークリフトトラックなど)があります。セミクロンの革新的なパワーエレクトロニクス製品によって、お客様はよりコンパクトでエネルギー効率の良いパワーエレクトロニクスシステムを開発できます。これは全世界のエネルギー需要の削減につながります。

セミクロンは1951年に設立され、ドイツのニュルンベルクに本社があります。今日、当社は世界で25の子会社と3,200人以上の従業員を擁しています。この国際的ネットワークと、ドイツ、ブラジル、中国、フランス、インド、イタリア、韓国、スロバキア、米国の生産拠点を組み合わせて、迅速で総合的なカスタマー・サービスを行っています。またオンラインショップも設立し、セミクロンはさらにお客様へのプレゼンスを拡大しました。