太陽の力の活用

21世紀最大の課題の1つは、持続可能なエネルギー供給への移行です。これに関連して、再生可能エネルギーは、新しいエネルギー供給源として、全世界で最も重要なテーマの1つです。このアプローチの重要な要素は、環境破壊が著しい化石燃料からの脱却と、太陽光の効率的な利用への転換です。

太陽からの無尽蔵なエネルギー

ドイツにあるソーラーシステムが2012年に発電した電力量は、28テラワット/時程度でした。これは、大規模発電所3つ分を上回る発電量に相当します。太陽の降り注ぐ地域では、これをはるかに上回る量の電力を作り出すことができます。例えば、サハラ砂漠の地表のわずか0.2%で、ヨーロッパ全土の電力を作り出すことができます。

PVセントラルインバーター向けのSEMIKUBE® IGBTパワーステージ

主要技術としてのパワーエレクトロニクス

CO2排出量の低減と、持続可能な電力生産に関する議論の一環として、パワーエレクトロニクスがますます脚光を浴びています。パワーモジュールなしには太陽電池システムが利用者へのエネルギー供給を制御することができないからです。パワーエレクトロニクスは、電圧、周波数、位相を変換して、それぞれの用途に適応させる役割を担っています。太陽電池セルは直流電流を生成するため、これをインバータで交流電流に変換して電力グリッドに接続する必要があります。

高効率を目指して

太陽光発電では経済的な運用を確立するために、インバータの稼働時間は重要です。電力会社の要求を満たすため、高い品質のライン電圧の供給も非常に重要です。厳しい競争下のインバータの主なセールスポイントは、高効率です。最終的には、太陽電池パネルで発電するエネルギーを、損失を最小限に抑えグリッドに供給する必要があります。最高品質のソーラーインバータは98%以上の効率を達成しています。