電気自動車に搭載されるパワーエレクトロニクスは、超小型、軽量で、耐衝撃や耐振動性が求められています。また、周囲温度と冷却媒体温度がどちらも非常に高温/低温での動作や、非常に大きな温度サイクルと負荷サイクル寿命も求められます。 セミクロンが20年にわたって使用してきたプレッシャーコンタクト・スプリングコンタクトテクノロジーと、近年導入されたシンターテクノロジーは、これらの市場要求に対応できます。

従来のIGBTモジュールとSKiiP® IPMに加えて、セミクロンでは小型インバータ装置(SKAI®)をラインアップしています。低電圧バッテリー用にパワーMOSFET、高電圧バッテリー用にはIGBTに使用しています。

パワー MOSFETのSKAI 2LVブロック図

パワー MOSFETのインバータ

低圧のインバータは空冷または水冷の三相インバータです。フォークリフトなどの小型の電動車に適しています。このシステムは、バッテリー電圧は24V-120Vで、3kW-30kWの出力容量で設計されています。

IGBTのSKAI 2HVブロック図

IGBTのインバータ

三相水冷のシステムは、200V-800Vで動作し、30kW-250kWのモータを駆動します。バス、トラクターや建機用のモータを駆動できます。

マルチコンバーターボックスブロック図

IGBT補助インバータ

1つのユニットに出力3kWから40kWの複数のインバータを搭載したシステムで、トラクターなどの補助電源装置に使用できます。セミクロンは、このようなシステムをマルチコンバーターボックス(MCB)として開発しています。このMDBは、出力10、20または40 kWに対応した3つのインバータを搭載し、バッテリー電圧450V-750Vの範囲で稼働します。MCBは、例えばトラクターの空調、ファンや補助装置用となります。

エレクトロモビリティに対応したセミクロン製品