ニュルンベルク、2019年5月8日

あらゆる風力タービンの新開発において、第一目的となるのはエネルギーコストの削減と出力電力の増大です。しかしこれは、新技術なしには実現しません。
当社のソリューションは、電圧を低電圧指令の制限値である最大1000VAC(1500VDC)まで増大します。セミクロンのSEMITRANS 10 MLIは風力コンバータの要件を完全に満たす3レベルNPCモジュールです。3レベル回路構成の使用によりコンバータ損失を50%削減し、フィルターコストも約30%低減します。コンバータ損失の低減に加え、ケーブル損失およびケーブルの直径も約30%削減が可能です。

セミクロンについて

セミクロンは、主に中出力範囲(約2kW~10MW)におけるパワーモジュールおよびシステムの世界主要メーカーの1つです。当社の製品は、エネルギー効率の高い最新のモータドライブや産業オートメーションシステムにとって欠かせないものとなっています。その他の用途には電源、再生可能エネルギー(風力および太陽光発電)、電気自動車(自家用車、バン、バス、大型トラック、フォークリフトトラックなど)があります。セミクロンの革新的なパワーエレクトロニクス製品によって、お客様はよりコンパクトでエネルギー効率の良いパワーエレクトロニクスシステムを開発できます。これは全世界のエネルギー需要の削減につながります。

セミクロンは1951年に設立され、ドイツのニュルンベルクに本社があります。今日、当社は世界で25の子会社と3,200人以上の従業員を擁しています。この国際的ネットワークと、ドイツ、ブラジル、中国、フランス、インド、イタリア、韓国、スロバキア、米国の生産拠点を組み合わせて、迅速で総合的なカスタマー・サービスを行っています。またオンラインショップも設立し、セミクロンはさらにお客様へのプレゼンスを拡大しました。