将来に向けて目的を再設定。

セミクロングループは、最高経営陣の再編成に向けた新たな一歩を踏み出し、その一環として、Peter Sontheimerをセミクロン社の理事会の新メンバーとして任命し、2013年11月から新体制となります。

45歳の同氏は、過去16年以上にわたりVincotechにて様々な管理職を歴任し、彼の長年の業界経験によりパワーエレクトロニクスのエキスパートとなりました。Harald Jaeger(事業およびR&D)とThomas Dippold(財務および中枢機能)とともに、販売、製品管理およびマーケティングを担当することになります。

この再編成の状況の中、Peter Freyがセミクロン社の理事会を退任し、新たな機会を得るために年内一杯で退社いたします。大卒の電気エンジニアとして、同氏はセミクロングループでの22年にわたり様々なリーダー的ポストを歴任し、2005年以降セミクロンインターナショナルの業務執行取締役を務めてまいりました。「市場要件に基づく会社の再編成は順調に進んでいます。業務執行取締役として、最初の段階からこのプロセスに関わりたいと考えておりました。私の職業上の目標により、理事会を退任し、未決の業務を同僚にすべてを託す時期が参りました」と、Peter Freyは話しています。

セミクロン社について:

セミクロン社は、主に中出力域(約2kWから10MW)のパワー半導体のグローバルメーカーです。用途として、速度制御式産業用ドライブユニット、オートメーション技術、溶接設備やエレベーターなどがあります。その他の用途として、無停電電源装置(UPS)、再生可能エネルギー(風、ソーラー)や電気自動車およびハイブリッド自動車(商用車両、搬送車両)があります。この同族経営の会社は、ドイツのニュルンベルク市に本拠地があります。1951年に設立し、全世界で3,000人以上の従業員を抱えています。ドイツ、ブラジル、フランス、インド、イタリア、韓国、スロバキア、南アフリカ、米国に拠点を置く37社の企業と生産工場による国際的なネットワークで、迅速かつ包括的なサービスを現地のお客様に保証します。2009年に、子会社であるSindoPowerを設立し、セミクロン社は販路も拡大しました。電子商取引会社SindoPowerは、パワーエレクトロニクスをオンライン販売し、中小企業を対象とした納得のいく技術コンサルティングを提供しています。